Chicchiの育てよう咲かせよう


蘭を育てていると、解らないことが沢山出てきます。
どうしたらいいの?  なぜなの?  
Chicchiが 蘭の先輩方にお教えいただいた事を書いてみましょう。
きっと、これから蘭を育てようとしている貴方のお力になりまよ。



  • 何を買ったらいいかしら?

      はじめは、蘭ってどんなものがあるか解らないですよね。デパートで開かれる
      蘭展に行って見ましょう。沢山の色とりどりの蘭の花が飾られています。
      蘭展では、説明をしてくださる蘭友会の方がいらっしゃるので相談したり、質問したり
      することもできます。数軒の蘭の専門店が出店していますので、好みの蘭を買いましょう。
      はじめは、花の咲いている鉢を見て、好きな色、育てやすさ、値段と相談して買います。
      蘭に詳しい友人の後をついて回って、「コレいいぞぅ〜」って言うのを、マネして買ったり…
      以外と、大きな花を咲かせるカトレアが育てやすいですよ。


  • 何処に置いたら良いですか?

      多くの蘭は、温室で育っています。
      温室は、50%くらいの遮光がされている場合が多いです。
      出窓やベランダに置く場合は、レースのカーテン越しが良いでしょう。
      蘭は風が好きですから、締めっきりのお部屋だとハダニやカイガラムシがつくことが多いです。
      きっと、2−3年すると環境になれ、株もしっかり力がついて立派なお花を咲かせてくれます。


  •  植え替えは毎年しますか? 

      毎年植え替える必要はありません。
      蘭菌というのが鉢の中に増えて、蘭にとっての住み心地がよくなるようですよ。
      新芽が鉢から出て、根が鉢の周りにまわるくらいの方がいいと、よく言われます。
      しかし、見た目も鬱陶しいし、鉢のバランスも悪くなるので、そういう鉢は植え替えています。
      新芽側に指1−2本分のゆとりをもって、あまり大きくない鉢に植えます。
      鉢上から1センチくらい下に植えます。ウオータースペースです。

     


  • 植え替えの時、ミズゴケは、全部とるの? 

      その必要はありません。ピンセットで丁寧にとりますが、痛んでいないミズゴケや、根に張り付いて
      居るようなミズゴケは、無理にとることはありません。かえって、蘭にとって負担が増します。
         


  • 鉢底には何を入れるの?

      鉢の底は、ナメクジの入るのを防ぐためにネットを置きます。網戸のネットでもいいです。
      発泡スチロールのかけら、消し墨、コルクのかけら…そんなものを1/4くらい入れます。
      鉢の中がいつまでも湿っているのを嫌い、早く乾かすためです。
      伸びた根も空気を触れることが出来ます。
        


  • 新芽が横に向いて生えてくるのですが・・・

      新芽は、お日様の方に向いて伸びます。広い温室でないと、どうしても新芽は横に向いて
      伸びてしまいます。 
      7−8センチくらい伸びたら、支柱を立てて真っ直ぐになるように矯正します。
  


  • 後ろのバルブが邪魔なんだけど・・・

      葉のないバルブで根が腐ってなくなっているのは、植え替えの時取り去ります。
      葉が無くても根があれば、そのバルブも栄養の貯蔵に役に立つのでのこします。
      葉が重ならない程度にまとめて斜め後ろにたおして支柱に結わきます。
      新しく伸びて、花を咲かせる新芽がのびのびと成長できるようにしてあげましょう。


  • 旅行に行くときはどうするの?

      蘭は、1週間位、お水が無くても死にはしません。
      出かける前にたっぷりお水をあげましょう。 
      もちろん帰ってきたら、 家族にお茶を入れる前に蘭にお水をあげるのを忘れないで下さいね
      パフィオなんかは、お水が大好きですから、お風呂場などで少しの水をはり越水にすると
      いいのだそうです。
      単茎の蘭や、コルクに貼り付けた蘭は、カンカン照りはかわいそうなので、室内の涼しい所
      に移動します。


  • コルクに貼るときは、裸のままでいいですか?
      基本は、根は裸のままです。
      しかし、鉢植えからコルクに貼るとき、根にミズゴケが付いてきます。コレは、そのままの方が
      蘭のために良いようです。
      私は、少しクッションと保湿の感じでミズゴケを置いています。
      根の先の方は、裸の方が絶対良いです、緑や赤の根の先がコルクや木の根に吸い付くよ
      うに貼りつきます。
      コルク等に貼り付ける時期は、新根の伸び始める時期、湿度の多い5-6月がい良いです。
      根が貼りつくまで、ビニール紐とかストッキングの裂いたもので軽く結わえておきます。
      根の部分の湿度を保ち、見た目もきれいにするのにストッキングを履かせるのは良いアイデアです。  
      蘭の先輩Hachiさんにお教えいただいたのですが、コレは、ほんとにオススメですよ。

  • 鉢からバルブが出てしまった時・・・
      新芽が鉢の外に伸びてきたとき、バックを切り取り新しい鉢に植え替えるのもいいのですが、
      蘭には大きなストレスをかけます。
      その鉢を、そのまま1-2回り大きな鉢にミズゴケで植えてしまいましょう。
      もちろん、伸びるほ方向にスペースを開けることはトどの場合も同じです。
      場所と重くなることが嫌でなければ、これがとても良いそうです。
   
  
  • シンビジュームを上手に咲かせるには?
      春、花が咲いて、2週間を過ぎた頃、下の方の花の色が変わってきたら花茎の元から切り取ります。
      後は、花瓶に挿して楽しみましょう。
      連休の頃(関東地方)に植え替えます。新芽から見てひい婆さんのバルブは切り捨てます。
      根の周りの古い用土は軽くとります。腐った根、黒くなった根は切り取り、長い根は2/3に切ります。
      新芽の方向にスペースをとって、シンビジューム用の用土で植え込みます。
      植え替えて2週間は水をあげません。霧吹きで水分をあげるのは良いです。
      その後、骨粉入り発酵固形肥料を4−5粒置きます。水は、毎日あげます。
      週に一度は、液肥「ハイポネックス・シンビジューム/洋蘭用」をあげます。  
      月に一度、固形肥料を新しいのに変えます。(7月まで)
      
      夏は、朝晩水をやり、鉢の周りにも打ち水をして夜温を下げます。あまり直射日光に当てると葉焼けします。
      朝日が当る東側の庭、庭木の下などに移します。
      
      8月からは、液肥は、「ハイポネックス開花促進液」に変え、週に一度あげます。花芽の付きが良くなります。
      新芽が出てからも、液肥をあげます。花茎が良く伸びるように水も毎日あげます。
      
      シンビジュームは肥料が好きです。薄い液肥を週に何度もあげても大丈夫です。
      春、新芽が出てきたら、お母さんバルブにひとつの新芽になるように余計な新芽は根元から降ります。
      秋、花芽の代わりに葉芽が出ることがあります。薄べったく先が割れているのは葉芽ですがら折ります。
      
      これで、ひと鉢3−4本の花茎が上がることでしょう。 (^^)v
      
  • 胡蝶蘭の育て方
      http://chicchi2.fc2web.com/homepage/images/pictures/orchid/Orchid_monthly/Jun_2002/fhal2.htm





      これからも、なぜなぜ? どうして? どうすればいいの? コーナーは続きます (^^)
 







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